ルクロのユニバーサルカフェ、さっちゃんがチャレンジしているサードプレイス ルクッカーの見学へ。
・ルクロはシェフに指導を受けながらキッチン、サーブ、お菓子作りなどを障がい当事者の方たちが担当するレストラン(2F)。
・ユニバーサルカフェは軽食&カフェ(4F)。
・放課後の時間、子どもも大人も参加できるみんなの居場所がルクッカー(4F)。
レストランは来たことがあったけど、カフェとルクッカーは初見学でした。
カフェは調理だけでなく注文受付やお会計も担当。
キャストのみんながちょいちょい話しかけてくれて賑やかにワイワイ。
ドリア美味しかったです。


ルクッカーでは放デイの枠組みを外すことで、これまで相談にこれなかった18歳以上の方や親御さん、ご高齢の方がごちゃまぜでご飯づくりできて、一緒に食べる場に。
福祉の枠組み使ったほうが楽ですよね。
でもそうすると零れ落ちちゃう人がいます。
長い年月をかけて私たちは社会の中で福祉のルールを作り、一人ひとりに行き渡るように頑張って来たのが今の現場。
社会課題が変遷し時代も移り変わり、同じ形ではやりきれないこと。
そもそも一人一人が違うのに枠に当てはめるという難しさ。
目の前にいる人の手を離さぬよう頑張るさっちゃんの活動をゆっくり見学できて、佳き時間になりました。
地方都市の福祉の現場を回っていると、地域差や施設によって、同じはずのサービスが全く違ってみえたりします。当事者の方が相談する難しさを感じている事もしばしば。
各地で引っ張って行く人が育っていかなかったら、差は開くばかりかもしれません。
現場の話を伺いながら、何ができるだろう?と話が尽きませんでした。

